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活 動ACTION

社民党広島県連合の活動

 

 19日行動を取組む               (2021/02/19)
       <社民党府中支部協議会>

 2月19日(金)社民党府中支部協議会は定例の19日街宣行動を行いました。
 最近続いている疑惑などを街頭から訴えました。

 続いて、午後3時からは府中市内2か所でのリレートークへ参加しました。
  参加者(上下町Aコープ前:8人、府中天満屋前:10人)

【訴えたことは以下のとおり(小川 敏男)】
 戦争法と言われています安保法の問題は今の政治を見ていただければわかってもらえると思います。
 例えば、河井案里議員が2月3日に議員辞職しました。遅きに失したと言わざるを得ません。案里議員は2019年7月の参院選(広島選挙区)で自民党公認による初当選を果たしましたが、公職選挙法違反(買収)容疑で2020年6月、夫で元法務大臣の克行被告と共に逮捕され、今年1月、東京地裁で懲役1年4月、執行猶予5年の有罪判決を受けていました。
 東京地裁の判決によると、案里議員は2019年3〜5月、克行被告と共謀し、集票依頼などの目的で県会議員など4人に現金計160万円を送ったと言うものですが、その4人の議員の中には府中市の県議が入っています。
 1月4日の中国新聞には、その県議は「二階幹事長から」と言われて30万円を渡され、自分の小遣いに使ったと法廷で証言したことが掲載されています。
 今回、河井案里議員が辞職をしたからといって、大規模な買収事件の幕を引くことは到底できません。買収を主導した克行被告も案里氏も国会で何一つ説明をしていない上に、1億5000万円もの巨額資金を案里氏陣営に流した自民党本部の二階幹事長と、当時の安倍首相と菅官房長官がどのように買収工作に関与したのかが、明らかにされていません。国会での徹底究明が必要です。
 また、河井克行議員の調査の中から、鶏卵生産会社アキタフーズの汚職事件が明らかになり、元農林大臣が収賄罪で起訴されることになりました。
 また緊急事態宣言下で自民党と公明党幹部による銀座のクラブ通いが明るみになり、さらに菅首相の長男の接待疑惑は安倍首相の起こした森友問題、加計問題、桜を見る会の延長線上にあるものといえます。つまり自民党と公明党による長期政権の腐敗と堕落が続いています。
 安保法制は「今だけ、自分だけ良ければいい、金だけもらえればいい」という自民党と公明党の議員によってつくられたものです。安保法制には、国民の二度と戦争を起こさないという思いもありません。それより今や安保法制は日本の専守防衛原則を踏み外し、先制攻撃する敵基地攻撃を行う準備をすすめています。
 こうした政治状況からも安保法制は間違っていることが分かって頂けると思います。戦争は簡単にはじまります、国民のするどい監視こそ今必要だと思います。
 そのためにも案里議員が辞職したから終わりではなく、関与した議員がきちんと説明するよう大きな声を作っていきましょう。
 4月には再び参議院選挙が行われます。
 河井案里、克行議員からお金をもらったのに開き直り、反省しない自民党政治を続けさせないためにも4月の選挙では自民党候補に鉄槌を下しましょう。

(参考資料)<2021年2月19日(金)TBSテレビニュースより>
 元法務大臣の河井克行被告の裁判。
 現金を受け取ったとされる地元議員ら100人に及ぶ証拠調べが一人一人続いていましたが、19日、ついに最後の100人目の証人尋問が終了しました。
 「案里に対する投票、または票の取りまとめなどを依頼する趣旨で供与したものではございません」(河井克行被告)
 無罪を主張した初公判から170日余り。公判の回数は19日で42回。元法務大臣の河井克行被告(57)は、妻の案里元被告(47)が初当選した一昨年の参院選で、地元の議員らに現金合計2900万円を渡し買収した罪に問われています。
 裁判が長引いた要因は、100人にも及ぶ証人の数。これは、河井被告から現金を受け取ったとされる証人の内訳です。地元・広島の議員や首長が40人、元議員や元国会議員の秘書など6人、選挙スタッフや後援会関係者が54人。この100人のうち、最後の会社社長の証人尋問が19日に終わりました。このうち、94人は、「選挙のための依頼だと思った」などと河井被告による「買収の意図」を認めました。
 なぜ、「違法」と認識しながら、現金を受け取ったのでしょうか。
 「首相補佐官を務め、しっぺ返しが心配だった。予算を付けてもらえない」(今田良治広島市議)
 「要望が後回しにされると、地元のためにならない」(宮本新八広島県議)
 地方議員らが、安倍前首相とも近かった河井被告の影響力を恐れたことが伺われます。さらに、裁判では、河井被告から現金が渡された現場の状況についての生々しい証言も次々と引き出されました。
 「『受け取ってもらわんと困る。みんなもらってるから』と無理矢理渡された」(豊島岩白広島市議)
 「克行被告が、車の中でジャケットの内ポケットに現金が入った封筒を入れてきた」(伊藤昭善広島市議)
 「トイレで用を足しているときに上着のポケットに現金を入れられた」(川上征矢元広島県議)
 「『安倍前総理からです』と、現金が入った白い封筒を差し出された」(宮本裕之元北広島町議会議長)
 受け取った現金については、河井被告に返金したという証人もいましたが、飲食代や旅行代をはじめ、背広やベルトの購入費、パチンコ代、孫の「お年玉」まで、あらゆる使い道も明らかになりました。
 来月からは克行被告への被告人質問が行われる予定で、およそ半年にわたった裁判は新たな局面を迎えます。


 





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