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特 集SPECIAL

2021年01月01日

 

 主張! 新生社民党の決意

 どん底からの巻き返し (社会新報新年号<2021.1.1>掲載記事より)

 社民党の底力が試される1年が始まった。立憲民主党との合流問題を経て、年の瀬も押し迫った昨年12月24日、吉田忠智幹事長と吉川はじめ副党首が離党。福井県連は解散、それに続くように宮城、山形などでも立憲への合流に向けた解散の動きが見られる。党全国連合職員の多くも12月末で退職し、立民に採用されることに。残念ながら私たちは長年共に活動してきた仲間たちと別々の道を歩み出すことになった。
 社民党を存続させる道を選択した党員にとっても、立憲合流を選択した党員にとっても、言葉に言い表せない複雑な思いがあるだろう。しかし、社民党を存続させる道を選んだ私たちに、感傷的になっている暇はない。国会議員も党員も職員も減り、財政的にも余裕なし。崖っぷちとはまさにこのこと。ついでに、社民党に向けられるマスコミや世間の目もシビアだ。そんなことは百も承知で、私たちは存続の道を選んだ。どん底からの巻き返しを今から始める。
 どん底、崖っぷちの社民党が、今更最大多数の平均値を狙ったところで何になるだろう。そこは他党がすでにやっているのだから、お任せすれば良い。
それよりも私たちは徹底して政治や社会から切り捨てられてきた人々の側に立つと、腹を決めよう。大労組の組織票を失った社民党には消滅しかないと冷笑されたら、労働組合に組織されない、いやむしろそこから排除されてきた8割強の労働者と共に私たちは本気で闘うと堂々と胸を張ろう。
 高齢化した男性中心の日本の政治にジェンダー平等を実現しよう。社民党がなくなるくらいなら男の沽券(こけん)などここで清く捨てよう!この国に住むあらゆる国籍の民衆を党に招き入れよう。社民党は党員資格に国籍など問わない。彼・彼女らと共に政策を作り外国人参政権を実現しよう。若者やさまざまなマイノリティーが政治に挑戦できるプラットフォームになろう。社会の多様性を体現した政党を目指そう。子供達に安心して生きられる環境を託すために、世界と連帯し、気候危機を止める行動を今すぐ起こそう。改憲に対しては、これまで通り「変えさせません!憲法9条!」と明言し、沖縄、福島、全国各地で地を這うような運動を続けてきた人々と共に、新たな社民党を作ろう。
 あなたの「こんな社会を実現したい」という思いを、ぜひ社民党に持ち寄ってほしい。皆さんと一緒に、新たな社民党を生み出す一年にしたい。

 







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