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特 集SPECIAL

2020年10月25日

 

 核兵器禁止条約 発効確定!       (2020/10/25)

 原爆ドーム前で歓迎集会に170名!  <広島>

 核兵器の開発や製造、保有、使用を全面的に禁じる核兵器禁止条約の批准国・地域が10月24日、条約が発効する条件となっている50カ国・地域に達しました。

 これを受けて急きょ、10月25日、午後3時30分から原爆ドーム前で湯崎広島県知事、松井広島市長を迎え、多くの市民、被爆者団体などが集まり条約発効のお祝いと今後の取組についての確認がされました。
 今回の批准を受け、90日後の来年(2021年)1月22日に条約が発効されます。
 「核なき世界」の実現を求める国際的な声に後押しされ、核兵器を非人道的で違法だとみなす初めての国際条約が動き出しました。

              Photo:中奥岳生氏撮影

 日本政府は直ちに批准を!

 しかし、残念ながら唯一の被爆国である日本政府は、この条約批准に反対するアメリカに追随する姿勢を崩していません!
 みなさんの多くの声を結集し日本政府に対し批准するよう促しましょう!
 歓迎集会では以下の方々から決意・呼びかけがありました(要旨)

◇湯崎広島県知事

 「今回の条約発効についてみなさんと喜び合いたい! 戦後75年間ずっと原爆の非人道性を訴え続けてこられた被爆者のみなさまの努力の賜物だと思います。この条約発効を名実と共に核兵器をなくす行動の一歩として頑張りましょう!」

◇松井広島市長
 「心から歓迎したい! 被爆者の強い意志と核兵器は非人道的な絶対悪として訴えてきた多くの市民の願いが実ったと思う。しかし、世界には1万3000発以上の核兵器がある事も事実です。今回を新たなスタートとして、現在8000弱の加盟で構成される”世界平和首長会議”など、取組みの発展を目指したい」

◇箕牧広島県被団協理事長代行
 「目標の50か国の批准達成! この日をどれだけ待っていたかを思えば感無量だ。しかしこの条約の批准国の中に日本が入ってないことがとても残念であり、また世界に対して恥ずかしい事だ。この条約の前文には【核兵器の使用による被害者(ヒバクシャ)ならびに核兵器の実験によって影響を受けた人々に引き起こされる受け入れ難い苦痛と危害・・】と被爆者への思いやりが明記されている。批准した50か国には本当に感謝しています。」

◇佐久間被団協理事
 「現在、国際署名が1261万を超えて集まっている。この条約発効が真の核兵器廃絶につながるようもっともっと拡げよう!」

◇森滝春子HANWA(核兵器廃絶をめざすヒロシマの会)協同代表
 「この条約は核兵器を持つことでの脅しに使うことを禁じているなど『核抑止政策』についても否定している。核兵器廃絶に向けて私たちが進めていく上での最強の道具を勝ち取ったといえます。日本の市民は約7割がこの条約に参加すべきとしています。日本政府に対しこの核兵器禁止条約に一刻も早く早期に署名・批准することを求めます。」





 







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