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特 集SPECIAL

2019年05月16~19日

 

 「5.15沖縄平和行進」       (2019/05/16-19)

  「辺野古新基地建設を許さない!
      民意を無視する政府を許さない!」

  地元・全国から3日間で延べ約3590人が参加!


 広島からは16名が5月16日(木)の全国結団式から参加しました。
 17日(金)から平和行進が行われ、3日間行われました。3日目の19日(日)は宜野湾市役所から2コースに分かれ、普天間基地を取り囲むように行進し、宜野湾海浜公園(県民大会会場)までおこなわれました。

 復帰47年 5.15平和とくらしを守る県民大会(主催:沖縄平和運動センター)では、連帯挨拶、「辺野古の闘い」の現状報告などを受け、県民大会宣言を採択し、山城博冶実行委員長の「団結ガンバロー」の音頭で会場に集まった約2000人が抗議の声を轟かせました。
 大会には米軍基地を抱える韓国の市民団体『韓国基地平和ネットワーク』も参加し「どこにも軍事基地はいらない」との横断幕を掲げました。

 全国結団式

 仲村みお 参院選全国比例区予定候補者

 高良鉄美 参院選沖縄選挙区予定候補

 沖縄平和行進初日

 沖縄平和行進(2日目)出発前

 沖縄平和行進中

 沖縄平和行進の隊列

 沖縄平和行進3日目 南北コースに分かれ普天間基地を包囲しながら大会会場へ

 県民大会舞台

 県民大会会場

 県民大会に集った全国の仲間

【報告】沖縄平和行進に参加して・・・
◇社民党庄原支部 M

 5月16日から19日まで沖縄の「5.15平和行進」に県内の仲間16人と参加してきました。私にとっては、この行動は4年ぶり3回目の参加でした。前回の時は、本土復帰70年沖縄県民大会が球場で開催され、当時の翁長知事がご存命で「沖縄をないがしろにするな!」の声が今も脳裏に残っています。
 また、その時は、辺野古がある大浦湾の対岸で集会が持たれ、辺野古新基地建設反対!とシュプレヒコールを挙げ、基地前では抗議の座り込みをした事も記憶しています。この座り込みは今も続けられています。
 この間の選挙・県民投票で示された沖縄の度重なる新基地建設反対の民意を無視し、強引に辺野古の埋め立てを強行してくる安倍政権は本当に許せません。
 沖縄は、ちょうど梅雨に入ったということで、雨が降り出し蒸し暑い感じでした。着いた初日は、午後から武道館アリーナで全国結団式が開催され、高良鉄美・琉球大学名誉教授(夏の参院選で沖縄選挙区の野党統一候補)から「平和憲法の意義」について基調講演を頂きました。
 そして、各コースの団長等が紹介され、タスキの授与や決意表明がありました。
 今回、私たちは南部戦跡コースでした。2日、3日目とも朝9時頃から、夕方4時過ぎ頃までの行進の行程でした。
 出発式が開催された2日目は那覇県庁前ひろばでは、副知事の歓迎と激励の挨拶を受けました。ハイビスカスの花が咲いており、沖縄らしい感じでした。元気よく出発しましたが、その日は19.2kmの行程で到着は有名な「ひめゆりの塔」まででした。
 日頃あまり歩かない私にとってはかなりきつい行進でした。途中の街宣車からの解説で「南部は戦争当時激戦地であり、住民の4人に3人が犠牲となっている。そして、銃弾の雨の中住民が逃げまどい死体があちらこちらに散らばっていた」との訴えを聞き、私たちはその地をかみしめながら歩きました。
 途中、右翼の街宣車が8台くらい来て、音楽をがなり立て、訳のわからないことや罵声を発したり、私たちの街宣車に横付けしたりして妨害を企てました。
 事前に「挑発に乗らず、こちらは整然とし相手にしないように」と言われていましたが3日目も同じことが繰り返されると、妨害を目的とした平和運動、労働運動に敵対する輩に対して許せない気持ちが昂ぶり睨みつけてしまいました。
 行進の間、街宣車から全国の各地、各労組からシュプレヒコールの先導を交代でされていました。
 私もその気になり途中街宣車に乗り「広島から来ました、県護憲代表団16人です」とあいさつし「新基地反対!」「米軍は沖縄から出ていけ!」「美ら海を守れ!」などのコールを力一杯させてもらいました。
 2日目の夜に、広島県参加者の交流会がありました。沖縄料理に舌鼓しながら自己紹介など交流を行いました。今回の参加者構成は19歳の若い労組の人から、67歳の年金生活者に至る幅広い層でした。
 最終日の県民大会では、山城博治実行委員長の力強い開会あいさつで始まりました。
 国会議員は社民党「照屋寛徳」衆議院議員、「糸数慶子」参議院、「伊波洋一」参議員による連帯あいさつ。そして、社民党の参議院比例区予定候補・「仲村未央」(現沖縄県議)さん、沖縄選挙区予定候補の「高良鉄美」(琉球大法科大学院名誉教授)さんが紹介されあいさつ、韓国からも「基地反対」の代表団も参加されていました。
 “沖縄は熱い!”これは私が感じた一番の事です。現存する基地の問題、辺野古の問題、多発する事件・事故の問題など。人として怒りを持つ事、不当や不正は許さないという事を肝に据えて運動を行うことが大切だと痛切に感じました。

◇社民党広島南区支部 H
 復帰47周年、5.15沖縄平和行進の取り組みが行われました。
 5月15日(水)石垣島での平和行進から始まって、5月19日(日)の平和とくらしを守る県民集会まで5日間の日程で取り組まれました。
 広島県からは藤本前平和運動センター事務局長を団長に労組員や団体関係者、総勢16名が5月16日(木)の全国結団式から参加しました。
 全国結団式では、主催者から「1972年5月15日、祖国復帰は実現したが、米軍基地は居座り、自衛隊が新たに配備され、沖縄県民が希求した平和憲法の下への復帰とは真逆であったこと。そして、今、宮古・石垣・与那国の島々に自衛隊の配備やミサイル基地が計画されている現実に強く抗議し反対運動を強める」と挨拶がありました。
 5月17日(金)には中北部基地コース・南部戦跡コースで行進し、広島は南部コースを担当しました。
 1日目は県民ひろばからひめゆりの塔(19.2km)。2日目は平和祈念公園から南風原町役場(17.4km)。3日目は宜野湾市役所に中北コースと南部コースで一緒に出発式を行い、普天間基地を取り囲むように北ウイング(7.1km)・南ウイング(8.2km)で行進し、県民大会会場がある宜野湾海浜公園をめざしました。
 県民集会には「辺野古闘い」の報告、韓国基地平和ネットワークからの連帯挨拶などを受け、県民大会宣言を採択し、山城博治実行委員長のガンバロー三唱で終わりました。
 平和行進には地元沖縄と全国から1200名を超える人々が集まり、基地のない平和な沖縄を五日間にわたって訴えました。
 梅雨入り宣言が沖縄に入る前に出され、雨の中の行進を覚悟しましたが幸い雨具を使うことも無く44.8kmを全員無事歩ききることが出来ました。
 その背景には行進団を陰で支えていただいた地元の自治労をはじめ支援団体の方々による給水・塩分補給などのサポートがあった事は云うまでもありません。


 







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