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社民党広島県連合の活動

 

 ≪8月の19日行動≫ 府中市リレートーク  (2017/08/19)

 8月19日、府中市で「安保法制に反対するリレートーク」を行いました。
 今回も以下のとおり2か所で開催しました。
  @上下町Aコープ前 15:30〜  9名参加
  A府中市天満屋前  17:00〜 15名参加

<訴えた内容>
 市民のみなさん、残暑お見舞い申し上げます。
 安保法制に反対する府中市民の会です。毎回、上下町のAコープ前と府中の天満屋前の2か所でリレートークを取組んでいます。
 ところで、「毎回のようにこうした取り組みをしていて成果はあるのか?」と聞かれる事があります。
 それは確実にあると云えます。先月の7月7日には、『核兵器禁止条約』が国連で採択されました。この条約は核兵器の使用、開発、生産、保有、実験などのほか核抑止力意味する「使用の威嚇」も禁止するという画期的な条約です。
 世界中の人が戦争を起こさないよう努力し、ヒバクシャの痛みを理解し、核兵器のない世界をつくろうという条約です。
 一昔前では考えられなかった、この条約が国際社会の中で論議され成立に至る背景には、国内だけでなく、世界各地でのこうした運動の積み重ねがあったからです。
 だからこそ、この条約の成立には私たちの取り組みも含め、多くの人たちの運動の継続と拡がりが前提となっていると言えます。
 さらに学生・高校生の力も忘れてはなりません。
 5月に、オーストリアのウィーンで開催された「核兵器不拡散防止条約(NPT)再検討会議」に合わせて行われる平和首長会議のユースフォーラムに高校生がユース「非核特使」として毎年参加しています。
 府中市内の高校から今年2名が参加しました。昨年参加された学生はオバマ大統領の広島訪問に外務省から招待されました。
 そして一昨年も府中市出身者が3年連続して派遣団に加わっています。
 戸成市長を5月1日に表敬訪問した際には、「『もう誰にも同じ思いをさせてはいけない』という被爆者のみなさんが平和を願って72年間運動してきました。私達はそのことを決して忘れません。」と、また、「これから先、色んな国の人と出会ったとき、その国の言葉で広島や長崎のことを発信できるように、もっともっと勉強したい」と力強く発言し、戸成市長は「このような立派な学生さんがいることは府中市の誇り。ぜひとも、日本の心、被爆の真実を世界に発信してほしい」とエールを送りました。
 こうした高校生の取り組みは「核兵器禁止条約採択」の力となっていると確信しています。
 しかし、残念なのは被爆国である日本政府が条約に反対したことです。日本政府がこの条約に反対する理由は、アメリカの核の傘に守られている日本が核兵器禁止条約に賛同することは出来ないというものです。
 そのことと、被爆者のみなさんの、「もう誰にも同じ思いをさせてはいけない」という声と、どちらが重いでしょうか。
 さらに、東日本大震災での東京電力の福島原発の事故をみるとき、いまだ避難者が約12万人もおられます。核と人類は共存できないことは明らかです。
 日本政府は核兵器禁止条約に参加して、戦争のない日本、世界を目指すべきです。
 安保法制に反対する府中市民の会の取り組みは来月で2年になります。引き続き取り組んでまいります。是非ともご支援をお願いします。
 
 (報告:小川敏男府中市議)


 





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