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活 動ACTION

【解説】

 

  「ネバダ・デー」とは・・・


 <ネバダデーとは>

 1951年1月27日、アメリカはネバダ核実験場(ネバダ州、ネバダ砂漠)で初めて核実験を開始しました。
 そして、1951年から1992年(包括的核実験禁止条約)までに、928回の核実験をしたことが公表されています。
 このうち。大気圏内核実験は1962年(部分的核実験禁止条約)まで行われ、以降は地下核実験を1992年までに828回行ったとされています。
 そして、その殆どがこのネバダ核実験場で行われました(現在は臨界前核実験)。この他に、太平洋核実験場やマーシャル諸島でもで100回を越す実験をしています。
 1950年代には、ネバダ実験場の近くに住んでいた住民は屋外で核爆発(キノコ雲)を見ることを奨励されたり、兵士(後にアトミックソルジャーとも呼ばれる)も通常武装の服装で爆心地に向かって突撃訓練をさせるなど、放射線の影響データを人体で収集していました。
 ネバダで行われた約90回の地表・地上での核実験、14回の地下核実験は大気中に大量の放射性物質を撒き散らし、何も知らされなかった多くの兵士、多数の「風下の住民」が被爆しました。
 1984年、この風下の住民などアメリカの反核市民団体が世界の人々に向けて「ネバダ核実験場閉鎖」を求める国際連帯行動を呼びかけました。
 広島はそれに呼応して「1.27ネバダ・デー」の共同行動として慰霊碑前座り込みを開始しました。こうした世界での行動は、1996年にやっと国連総会にて包括的核実験禁止条約(CTBT)を採択するに至りました
 しかし、アメリカ政府は現在も包括的核実験禁止条約(CTBT)を批准していません。
 今日の座り込みを契機にさらに粘り強く世界の人々と広範な行動を強め、CTBT条約の早期発効と核兵器廃絶を目指して運動を強化します。

  


 








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