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19日(リレートーク)行動を展開 <府中市> (2023/01/19)
1月19日(木)、府中市でリレートーク・スタンディング行動を取組みました。上下地区は午後3時からAコープ前で6名、府中地区は午後4時30分から府中天満屋店前で8名の参加者でした。

今回は神石高原町から新たな方が参加してくれました。(安保法制に反対する府中市民の会主催)

リレートークでの発言で新しい参加者のAさんは・・・
「私の祖父は上下町から出征した。43歳で陸軍に徴兵され、広島市で甲神(こうじん=甲奴と神石)部隊の一員として建物疎開を行っていた。建物疎開とは兵隊が建物の柱を切って学生などがロープでひっぱって倒す作業らしい。練兵場で被爆し、三次まで帰って死亡した。死体は馬洗川の河川敷で焼かれ骨も返ってこなかった」と切々と話されました。
Bさんは・・・
「タレントのタモリさんが黒柳徹子さんのTV番組【徹子の部屋】で、『今年はどんな年になりますか』と聞かれ、『新しい戦前になるんじゃないでしょうか』と答えていた。そうならないため、みんなが声を出さなくてはいけない」と訴えられました。
Cさんは・・・
「中国新聞は1月3日と4日に広島出身で初の内閣総理大臣であった加藤友三郎を取り上げていました。その見出しには ” 加藤友三郎没後100年 軍拡より協調(外交) 今こそ光を
” とあります。新聞では、加藤友三郎総理大臣は、第1次世界大戦の後、難しい世界の情勢から” どこの国とも仲良くする協調外交を掲げ、軍事費を削減した”
と書かれてあります。
さらに、” 歳出の半分を占めた軍事費を削って民生や教育、産業振興に振り向けた結果、設立が難航していた旧制広島高校の実現も。加藤友三郎総理大臣のおかげと広島で称賛されてきた
” とあります。この新聞からも、同じ広島出身の総理大臣の岸田首相が『協調外交より軍拡』を進めていると批判していることがわかります。ロシアのウクライナ侵略からも戦争を止める方向を国民みんなが求めています。それなのに岸田首相は『敵基地攻撃』や『武器輸出の解禁』、『防衛費をGDP比2%に増額する』と決めています。
岸田首相には、同じ広島出身の総理大臣加藤友三郎を見習って、どこの国とも仲良くする協調外交と、軍事費を削減して国民の生活が豊かになることに予算は使うことを求めます。岸田首相は広島県民の平和を求める声に耳を傾けてほしい」と訴えました。
2023年社民党広島県連合新春のつどい (2023/01/15)
いのち・暮らしを最優先に!
統一自治体選挙に勝利しよう!
1月15日(日) 午後2時から広島市男女共同参画推進センター(ゆいぽーと広島)で『社民党広島県連合新春のつどい』が開催されました。
佐藤副代表の開会のあいさつに続いて、檀上正光県連合代表のあいさつがありました。
檀上代表は「昨年は党の存続に関わる厳しい状況の中にあっても、7月の参院選では党員を始め多くの支持者・支援団体の力強い支援の輪で国政政党として活動を継続する事が出来ました。改めて深く感謝します」と述べ「岸田政権が進めようとしている道は『聞く力』、『対話路線の重視』と見せかけ、現実は増税を含め国民に負担を強いる軍備増強、アメリカ追随の政治という本音が明らかになってきました。
物価高騰、低賃金の上、コロナ禍で日々の生活に不安で苦しむ国民の現実を無視した岸田政権は交代させなければなりません。
今年は統一自治体選挙があります。社民党は国民のいのちと暮らしを守る社会システムを創るため全力を挙げ勝利に向け闘います」と述べました。

新春のあいさつをする檀上正光県連合代表
来賓として、森﨑賢司(広島県教職員組合書記長)様、貴田月美(I女性会議広島県本部議長)様より連帯のあいさつがあり、位田友和(全水道広島水道労組書記長)様も会場に駆けつけて頂きました。

連帯のあいさつをする森﨑賢司広島県教職員組合書記長

連帯のあいさつをする貴田月美I女性会議広島県本部議長
続いて記念講演として新垣 邦男(衆議院議員・社民党全国連合副党首)さんから「国会情勢と増税軍拡路線」と題して講演がありました。

講演をする新垣 邦男衆議院議員・社民党全国連合副党首
内容は(抜粋)、主な柱として、
①沖縄の村の首長(4期16年間)から国会議員への転身の背景
②国会の情勢 与党、野党とは、岸田政権の特徴(国会軽視の重要要件は全て『閣議決定』)国葬問題・安保3文書など
③米国の戦略 ロシアのウクライナ侵攻、中国脅威論をどう見るか
④沖縄の現状 先島地域に自衛隊配備(宮古・石垣・与那国)、辺野古の新基地建設問題、嘉手納基地からF15戦闘機の撤退は何を意味するのか
※F15戦闘機は老朽化のため撤去、それに伴い軍人・家族も引上げ
※19000名の海兵隊も9000名が撤退計画がある...

沖縄の現状については、「自民党を始め今憲法を変えようと色々な動きをして世論形成を狙っているが、沖縄は『憲法の改正』の声は殆ど聞こえてこない。
あるのは色んな問題を島民に押しつけている『地位協定』の改正の声が断トツだ。沖縄現地で米軍に申し入れしてわかった事は『日本政府からはそんなに改善要請を受けていない』という答弁が出てくる。
これまでの首相は問題が起きた際には『遺憾に思う!と米軍に可能な限り改善要請した』と云ってきた。しかし、この答弁が如何に見せかけである事がわかる」と内実を暴露しました。
また、最近は『有事』の名のもとに朝から低空飛行訓練が行われ騒音が激しくなっている。日本の政治はアメリカの思い通りにやられている事を多くの人に知らせる事が重要だ。
そして「社民党の主張が必ず求められる時は来るし、ぶれる事無く地域から行動を進めよう!」と締めくくりました。
そして質疑・討論があり、4月の統一自治体選挙で闘う公認・推薦予定候補が紹介されました。
【予定候補者は以下の通り】
〇山内 正晃 広島市議会議員選挙(安佐北区) 現3期

〇有田 ゆうこ 広島市議会議員選挙(南区) 新

〇景山 ひろし 東広島市議会議員選挙 現1期

※檀上 正樹 尾道市議会議員選挙 新 (※はズーム参加)
山上 ふみえ 呉市議会議員選挙 現9期 (所要のため欠席)
続いて福山県連合幹事長から「統一自治体選挙方針」について提起があり、「宣言」を採択し、最後に檀上県連合代表の音頭で団結ガンバローが行われ閉会しました。

統一自治体選挙勝利に向け団結ガンバローをする
メッセージ 成人の日を迎えたみなさまへ
2023年1月9日
社会民主党
今日成人の日を迎えた新成人のみなさん、いま、どんな気分ですか? 憧れの日を迎えて嬉しい人、自分を誇らしく思う人がいる一方で、まだまだ自分を大人だと思っていない人、不安な人、この日を迎えるのが嫌な人もいるかもしれません。
いま、若い人たちはたくさんの問題をおしつけられているのではないでしょうか?進学したかったのに、塾に行けず、受験料も、学費も払えずに諦めた人、長時間かつ掛け持ちバイトをしても食事を一食減さらないといけない人、親や祖父母など、家族の介護に追われ、友だちにもそれを言えずに抱え込んでいる人、親になって頑張って子育てをする人、世界中のあちこちで災害が起こり、生きていくことに不安でいっぱいな人。
どんなに頑張っても、今日を過ごすだけで、いっぱいいっぱい。
自分がうまくやれてないから、いわゆる「親ガチャ」だから、我慢すればいいから。
そう思っていませんか?
でも、それはあなたの責任ではないんです。いまの日本の政治の失敗なんです。
社会民主党は、責任を若い世代に押しつけて知らんふりを続けるような、無責任で、人々のいのちをないがしろにする不誠実な政治を、あなたと一緒に変えていきます。誰もが自分の生き方を自由に選び、何度でもやり直せるように、個人単位で使いやすい社会保障制度〈セーフティネット〉を用意し、差別や貧困、暴力のない社会にしたい、誰もが人間らしく生きていくために、不毛な競争や長時間労働で心身を消耗しなくてよい、公平な社会を創りたいと考えています。
経済的な事情により、学ぶ権利、機会を奪われることがないよう、返済不要の給付型奨学金を増やし、学費や給食費の無償化をめざします。住んでいる場所で最低賃金が異なる不平等や、ジェンダー差別をなくすためにも、全国一律での最低賃金1500円を早急に実現します。「賃金が低すぎて病院にも行けない」「体調が悪いのに、非正規雇用で有給休暇がない」「野菜や果物が高くて買えない」。将来の設計も立てられず、文化的な生活ができない賃金、短すぎる雇用期間などの劣悪な労働条件が、みんなの健康、メンタルヘルスを直撃しています。人を搾り取って追い詰める働かせ方や、雇用形態やSOGIESC、障がいの有無や妊娠していることに対する差別、ハラスメントを法律で禁じます。
感染症拡大により、ジェンダーに基づく暴力が世界中で悪化しています。虐待や暴力、搾取をなくすため、包括的性教育の実施を急ぎます。安全な経口避妊薬、中絶薬を、必要とする人が迅速に、確実に手に入れられるように法律を整備します。脆弱な立場に置かれやすい人たち、マイノリティの人権を、差別、暴力から守る法律が必要です。周りに相談もできずに苦しむ人を、孤立させない仕組みを作ります。
社会民主党がめざすのは、何よりもいのちを大切にする政治、弱音が吐ける社会です。あなたの「弱音」や怒りは大切な意見であり、政治が責任をもって解決すべき課題です。「個人的なことは政治的なこと」です。普段の生活の中で困っていること、「おかしい」と違和感を持ったこと、こんな制度があったらいいのに、というアイディアなど、ぜひ社会民主党にあなたの声を寄せてください。
2023新年街頭演説を取組む (2023/01/04)
<社民党三原支部協議会>
1月4日(水)三原支部協議会で「社民党新年街頭演説」を岡崎支部代表、高木元三原市議と藤本講治の3名で終日実施しました。

三原駅前で訴える岡崎支部代表と高木元三原市議

本郷駅付近で訴える岡崎支部代表と手を振る高木元三原市議
報告:藤本講治
【お知らせ】広島上映とトークイベント
ドキュメンタリー映画「金福童」
日 時:2月4日(土)13:30~16:30(開場13:00)
上映=13:30~ トーク=15:30~
場 所:合人社ウエンディひと・まちプラザ
北棟6階マルチメディアスタジオ
(広島市中区袋町6-36 北棟6階)
入場券:1000円(学生、障がい者は無料)


【お知らせ】広島上映とトークイベント
第12回DMZ国際ドキュメンタリー映画祭 審査員特別賞受賞
映画「私はチョソンサラムです」
日 時:1月28日(土)
1回目上映 13:00~14:40(12:30受付開始)
トークイベント 14:50~16:10
2回目上映 16:30~18:10(16:10受付開始)
場 所:広島県立美術館講堂
(広島市中区上幟町2-22 美術館地下1階)
前売券:1500円 当日券:1800円
映画1回とトーク(学生、障がい者は無料)


【お知らせ】
社民党広島県連合 統一自治体選勝利をめざす
新春の集い
日時:1月15日(日) 午後2時~
場所:広島市男女共同参画推進センター(ゆいぽーと)
記念講演:社民党衆議院議員 新垣邦男副党首
沖縄から視える日本の権力者の戦争準備

新年あけましておめでとうございます。旧年中はわが党に対して格別のご支援・ご指導・ご協力を頂き厚く御礼申し上げます。
昨年4月の府中市議会議員選挙では、党公認候補の再選を果たし、党の存亡をかけた7月の参議院選挙では、全国で125万8千票、得票率2.37%を獲得させて頂き全国政党としての活動が継続出来ることとなりました。
これもひとえに、それぞれの選挙戦においてご支援いただいた労働組合・後援会・地元の皆さまの熱く力強いご支援の賜物だと深く感謝をすると共に改めて御礼を申し上げます。
さて、安倍・菅政治を引き継ぐ岸田政権は「新しい資本主義」「成長と分配」を掲げ発足したものの、国会の議論や補正予算審議もないまま、違憲・違法の安倍元総理「国葬」を強行し、一方で旧統一協会と政治家の関係が明らかとなり、旧統一協会による政治家や政治・政策への関与・介入などについて国会で追及が続いていて閣僚の更迭が続き、支持率は急落し政権運営にも大きな打撃となっています。
ロシアによるウクライナ軍事侵攻は世界中に様々な影響を及ぼしています。何よりも無辜の市民が殺戮され、町やインフラが破壊され、原子力発電所の存在で地域が更に危険なものとなり、核兵器・新型武器による威嚇と相まって、物流が途切れ食料問題やガス・ガソリン・灯油などの高騰、エネルギー問題の深刻さは全世界的なものになっています。
また岸田政権は、非戦国家日本の役割を自覚せず、停戦のための努力も払わず、口先だけの「核保有国と非保有国との橋渡し」宣言に終始しています。
物価高、円安、コロナ感染症などについても基本的、抜本的な対策・政策も出さないまま、29兆円もの第二次補正予算を国債頼みで計上したものの、その中身は曖昧さを残したままです。
加えて、年金掛け金期間の延長、消費税増税への動き、インボイス方式の導入、車で走るほど上がる道路通行税新設など、実質賃金が三〇年近くも上がっていないこの日本において更に追い打ちをかけるべく国民不在の増税論議さえ起こしています。
その生活者を直撃する増税分は生活苦にあえぐ国民の生活再生には向かうことなく、日本の安全保障が厳しい現状にあるとマスコミも総動員しながら、軍事予算の更なる増額をアメリカなどに約束してしまいました。
そもそも武力・軍事同盟で平和は作れません。「百害あって一利なし」の武器より、生存のための食料を最優先するべきです。そして今こそ核兵器廃絶、非武装中立をめざす事です。
岸田総理が考える軍備増強は破滅への道、外交努力で汗をかくのが日本の役目です。新自由主義政策とコロナで傷んだ日本を再生するのは政権交代しかありません。
今年は統一自治体選挙の年です。社民党は国民のいのちと暮らしを守る社会システムのため、一人でも多くの候補者を擁立し必勝に向けて選挙戦を戦う決意です。
社民党はみなさんと共に豊かなくらしを作るため先頭に立って全力で頑張ります!
今年が皆さまにとって良いお年になりますようお祈りいたしますと共に、皆さまからの引き続きのご協力、ご支援を賜りますようお願い申し上げて新年のご挨拶と致します。

2023年1月1日
社会民主党広島県連合 代表 檀上 正光
メッセージ 明けましておめでとうございます

皆さん、明けましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。本年もよろしくお願いします。
そして、日頃から、働く仲間のために活動されている皆さんに心から敬意を表します。
物価高、円安、コロナ禍に加え、ここ30年間の雇用の破壊、生活の破壊が多くの人を直撃しています。働く人たちの実質賃金は上がらない、非正規雇用労働者は4割に達している、こうした状況を変えていきましょう。普通に生活していけるだけの賃金や年金制度、そして健康保険、介護保険制度の充実をさせていくことも必要です。
そして大問題なのが、敵基地攻撃能力保有を認め、防衛予算を5年後に年間11兆円にするという軍拡が進んでいることです。憲法9条を踏みにじり、先制攻撃はしない、専守防衛という戦後の大前提まで変えて、軍事大国の道を進もうとしています。世界第3位の軍事大国になっても、憲法9条を持つ平和国家と言えるのでしょうか。憲法改悪を阻止するとともに、戦争を止めるために力を合わせていきましょう。
今こそ社民党の出番です。たくさんの人と力合わせて、平和と平等のために活動し、税金の取り方と使い方を変えさせていきましょう。
本日お集まりの皆さんのご健勝とますますのご活躍を心から祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。
力を合わせて良い年にしてまいりましょう。
2023年1月
社民党党首 参議院議員 福島みずほ
県内リレー街宣を取り組む! (2022/12/23-25)
「安保3文書改悪」「防衛費倍増」の閣議決定に抗議
社民党広島県連合は、岸田内閣が12月16日に行った大軍拡路線に舵を取る一方的な閣議決定を糾弾するため、急きょ抗議の県内リレー街宣行動を決定しました。
今回のリレ-街宣は3コースに分けて計画しました。
<西コース>
12/21 呉
12/22 安芸~安佐南区
12/23 西区~十日市
12/24 佐伯区~中区
12/25 東区~南区
12/26 呉
<北コース>
12/23 高山~安佐北区
12/24 三次~庄原
12/25 神石~世羅
12/26 東広島
<東コース>
12/23 福山~府中
12/24 尾道~竹原
12/25 三原~福山
なお、東コースの街宣の様子です。
【12月23日 福山市→府中市】<社民党府中支部協議会>
12月23日(金)の府中市の朝は自宅付近では雪が積もっており「雪かき」からの行動開始となり、
福山駅前から府中市にかけて街宣しました。

1日目は福山駅前から街宣スタート
今回の閣議決定は歴史的大改悪で、日本の防衛(安全保障)を非戦の専守防衛から先制攻撃の敵基地攻撃に方針転換したものです。
この事に留まらず結論は先送りされましたが「武器輸出」も検討されているのです。日本はまさしく「死の商人」になる事に他なりません!
報告:小川敏男(府中支部)
【12月24日 尾道→竹原】<社民党尾道支部協議会>
12月24日(土)の午前中に尾道市内で街宣行動を行いました。
途中、手を振ってくれる人や車のクラクションで応えてくれる人など多くの方から激励を頂きました。

尾道市内で辻立ちする檀上尾道市議
辻立ちでは高須町ハローズ前、東尾道フジグラン前、長江口観光バス駐車場付近、尾道駅前の4か所で行いました。
ハローズ前、フジグラン前は買い物客に呼びかけ、長江口、駅前では買い物客、観光客などに岸田政権が軍事国家に舵を切った事や、軍備増強のために福祉・教育・年金などを削減し国民をいっそう疲弊させた上に、武器調達のため増税により負担地獄へひた走り、名目なき国債発行で経済の混乱を生じさせる事など、諸外国との軍備拡大競争は破滅への道を選択してることを訴えました。
今必要なことは非武装中立を掲げ、外交努力で汗をかくのが日本の役割です。
支持率低下の岸田内閣に政権担当能力はなく、野党共闘で政権交代を果たし、憲法改悪を阻止しましょう!!
【12月25日 三原市→福山市】<社民党福山支部協議会>
12月25日(日)は三原市から福山市に向かって街宣を取り組みました。

福山市幕山台公園前で街宣
防衛費の増額を増税で賄う事など閣議決定で一方的に決めた岸田政権を許さず、反対の声を結集しようと訴えました。
安保3文書改悪,防衛費倍増の閣議決定に抗議! (2022/12/19)
<社民党府中支部協議会>
12月19日(月)12時30分~14時にかけて、12月16日に政府が閣議決定した「安保3文書改悪」「防衛費倍増」に抗議する街頭行動を取組みました。
行動場所はいずみ府中店、桜が丘団地、出口町の3か所で行いました。


【訴えた主な内容は以下の通り】
毎日新聞は17、18の両日、全国世論調査によると、岸田内閣支持率は25% 政権発足以降で最低となっています。 理由はロシアのウクライナ侵略から、日本中の人が戦争をやめようと願っているときに、火に油を注ぐように岸田首相が戦争の準備をしているからです。
また、岸田首相が防衛費増額の財源について、1兆円強を増税でまかなう方針を示したからです。
敵基地攻撃を明記した『国家安全保障戦略』など安保関連3文書の閣議決定は憲法9条違反です。このような重要な決定が、安倍元首相による集団的自衛権の行使容認を認めた時と同じく、またしても閣議決定のみで決定しました。
国会審議もなく、7月の参議院選挙時にはその事に関して一言も触れていません。解散してでも国民の信を問うのが先です。
岸田首相は軍備を拡大することは国民を守ることと言っていますが全くのデタラメです。
今日サッカーのワールドカップでアルゼンチンが優勝しましたが、日本が負けたコスタリカは軍隊を持たない国です。貧しい国といわれていますが、コスタリカは日本の憲法9条に学び非軍事、軍隊を持たないことを選択しました。軍隊を持たないので軍事費がいりません。
そのためコスタリカの教育費は無料です。貧しいけど豊かな心の国です。コスタリカが日本から学んだように、今度は日本がコスタリカから学ぶべきです。軍事費を増やすのではなく、減らして保育や教育を無料にすることです。
世論調査でも『防衛増税不支持は67%』となっています。
軍事で絶対に平和を守ることはできません。外交でしか平和を守ることができないことを77年前の歴史が教えています。日本には平和憲法があり、それを活かす事こそすべき課題です。
1時間30分かけて社民党街頭行動を行い、その後19日(リレ-ト-ク)行動(安保法制に反対する府中市民の会主催)に参加しました。
【抗議声明】「敵基地攻撃能力保有」閣議決定への抗議
2022年12月16日
社会民主党
幹事長 服部良一
岸田政権は本日の閣議で、「反撃能力」と称する「敵基地攻撃能力」の保有を認めた「国家安全保障戦略」など防衛三文書の改定を決定した。これは平和憲法を事実上壊し、専守防衛を完全に逸脱するものであり、また戦後「盾と矛」の役割分担とした日米安保体制の在り方を根本から変え、文字通り日本を米国とともに戦争する軍事大国にする極めて重大な方向転換であり、断じて認める訳にはいかない。しかもこうした重要な安全保障政策の大転換に際し、国会での議論もなく国民への説明もないまま、一片の閣議決定だけで強行する岸田政権には即刻退陣を求めるものである。
1,日本が敵基地攻撃能力を保有することは、明らかに憲法に違反をする。
憲法9条には「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」とある。しかもそのために第2項では「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」と続く。他国を武力で攻撃することを憲法は容認も想定もしていないことは明らかであり、憲法前文にもある「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意」した
平和憲法の理念を踏みにじるものである。
2,平和憲法下の戦後日本の防衛政策は「専守防衛」として整理をされてきた。1970年版「防衛白書」には「わが国の防衛は、専守防衛を本旨とする。行動の態様等すべて自衛の範囲に限られている。すなわち、専守防衛は、憲法を守り、国土防衛に徹するという考え方である。」とし、憲法上の制約から「他国に侵略的な脅威を与えるもの、たとえば、B52のような長距離爆撃機、攻撃型航空母艦、ICBM等は保持することはできない」とした。今回の敵基地攻撃能力の保有は完全に専守防衛を逸脱し、とても許されるものではない。
防衛省は今回の決定を待つまでもなく、着々と攻撃型の兵器を装備してきたし準備を進めている。護衛艦「いずも」など日本型空母の建造、空母艦載機としてステレス戦闘機F35の大量購入、攻撃用ヘリのオスプレイや空中給油機、スタンド・オフ・ミサイルと称してミサイルの射程距離の長距離化、トマホークの購入、攻撃型無人機の導入とあげればきりがない。こうした兵器群は憲法や専守防衛の理念から言って、持ってはならないものであるのは明らかだ。従って社民党は、自衛隊の現状は「違憲状態」と判断している。
3,岸田政権は2027年には防衛費をGDP2%、11兆円に増額、この5年間で43兆円とした。その内実は米国からの武器の爆買いである。そのために歳出削減や建設国債の活用、法人税や所得税(復興税延長)、たばこ税の大増税を打ち出し、国民の大きな怒りを買っている。くらしのための予算が削減されていくのは当然だ。“くらしが一番!”税金はくらしやいのちのためにこそ使わなければならない。軍拡予算には断固反対である。
4,敵基地攻撃能力の保有でもっとも懸念されるのが、先制攻撃によって全面戦争に突入するリスクである。相手国の「攻撃着手」を認定しミサイル発射拠点を攻撃すると言うが、どのタイミングでどう判断するか極めて難しく、日本側の一方的な国際法違反の侵略行為となる可能性がある。しかも、相手国の機微な軍事情報は事実上米軍側からの情報であり、日本が独自に判断することはできないのが現状だ。また相手国のミサイル発射拠点をたたくと言っても、数が多いだけでなく水中発射など形態も多様化しており、軍事専門家の中でも非現実的だと言う指摘があるのは当然で、結局、相互がミサイルを打ち合う全面戦争に道を開くことになりかねない。
5,「台湾有事」を想定した南西諸島の軍事力強化や日米軍事演習の動向を見ると、今後ますます米軍と自衛隊の基地の共同使用や作戦司令部の統合化が進むことが考えられる。2015年に制定された安保法制によって集団的自衛権の行使が可能となった。米中間の台湾海峡における突発的な軍事衝突が日本の「存立危機事態」と認定されれば、日本は集団的自衛権を行使し一挙に戦争当事者となるが、自衛隊は事実上米軍の指揮下で闘うことになる。しかも、米軍の最近のEABO(遠征前進基地作戦)などの作戦計画からすると日本列島~南西諸島の第一列島線上で相手国と主要に闘うのは自衛隊とされ、台湾とともに沖縄・南西諸島や日本本土がまさに主戦場になる可能性があるのだ。
敵基地攻撃能力の保有と言う選択は、日本に戦争を呼び込み、日本を戦場にして破滅の道を歩むことになりかねない。安易なパワーゲーム感覚に陥らず、抑止力幻想に振り回されず、しっかり日本の平和と国民市民のいのちを守っていく冷静な判断が求められる。
6,今回の防衛三文書には、防衛産業の育成や学術研究の軍事利用、南西諸島を中心に港湾や飛行場など民間施設の軍事利用など国全体が雪崩をうって軍事化する流れになるのではないか。産業も学術研究も教育も国全体が戦争できる国、戦争する国に変貌してしまう恐れがある。軍事国家日本を許してはならない。
7,敵基地攻撃能力を保有することは、果てしない軍拡競争へとなる。日本は今後相手国から常時攻撃の対象として監視警戒され、軍事力を増強する毎に相手国の装備も増強されるのは当然であろう。こうした軍拡競争は結局最後は核武装に行きつくことになるのではないだろうか。
8,「武力では平和は守れない」―結局私たちは軍拡競争を止め、平和憲法の理念の下、外交で平和を構築することに尽きる。そのために社民党は全力で頑張っていく。
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